2019年11月8日~24日の17日間
掛川市肴町に「O-CHA処チャ茶」が復活します!
ぜひ遊びにきてくださいね♪♪♪


 

2007年06月01日

金曜日のチャ茶☆子泣きじじいのお茶!?

 昨日、チャ茶で碁石茶を味わっているときに、ふと目にとまったお茶の小袋。
 薄紫色の可愛らしいラベルには「児なき爺(こなきじじ)茶」の文字。
 ん?なんで、児なき爺?
 それって、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「子泣きじじい」のこと?
 なんだか妖しいネーミングだよね、袋を開けたら変な煙が出てきそう?
 な~んて、一緒にいたakkoちゃんたちと冗談言いつつ、すご~く気になったので、小袋を買って帰ってさっそく飲んでみました。

児なき爺茶きれいな茶葉
 茶葉はパッと見、きれいに揃ったふつうの煎茶です。
 味はどうかなと怖々試してみると・・・香りも爽やかでこれまた美味しい♪
 深蒸し茶とは違う澄んだ水色の、山のお茶らしい瑞々しいお茶でした。
 で、なんで子泣きじじい?と調べてみたら・・・
 このお茶の産地、大歩危・小歩危で有名な徳島県の山城地区は、妖怪「子泣きじじい」の故郷なんですって。
 しかも、いろいろ検索していくと、「子泣きじじい」は、かの柳田国男氏がこの地方に伝わる民話として紹介したものだけれど、本当は民話じゃなくて昭和の初期だったかに実在したお爺さんがモデルになっているんだとか。
 山を徘徊しながら赤ちゃんの泣き声を真似て子供たちを怖がらせた山爺がいて、親たちが子供をしかる時に、「悪さしてると子泣きじじいが来るぞ~!」みたいに脅し文句に使っていたらしいです。
 それを柳田先生が昔話と勘違いして、水木しげる先生が「子泣きじじい」のモデルにして・・・ということみたい(未確認情報ですが)^_^;

 ちなみに、徳島県三好市の山城町は、適度な雨量、昼夜の温度差、霧に包み込まれる地形、といったお茶の育成に適した気候風土に恵まれ、四国でも有数のお茶の産地だったけれど、最近は高齢化が進んで茶畑を放棄する農家が増えてきたため、その一部を山城茶業組合が借り受けて管理運営し、手間ひまかけて最高級せん茶に仕上げているんだとか。
 深みのあるコクと味、みずみずしい香りが特徴だそうです。
 「子泣きじじい」と「瑞々しさ」ってイメージが繋がらないけれど(笑)
 
 もしかしたら、子泣きじじいに出会うより希少価値かもしれない「児なき爺茶」。
 一度味見に来てみませんか? 



        *** 掛川市中町商店街  O-CHA処 チャ茶 ***


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Posted by cyacya at 22:00│Comments(0)金曜日のチャ茶
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お茶を囲んだ憩いの場として掛川市中町商店街でかくれた人気スポットだった「O-CHA処チャ茶」の広報ブログです。 掛川のチャ茶は平成22年3月をもって閉店してしまいましたが、みなさんとのたくさんの想い出をここに残させていただきたいと思います。4年間ほんとうにありがとうございましたm(uu)m
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