O-CHA処チャ茶☆応援ブログ

　夜半から降り始めた冷たい雨。
　昨夜はひとりきりの時間をもてたので　のんびりキャンドルの灯りをみつめて過ごしました。
　照明やテレビからの声や押し寄せてくる情報のない静かな時間は、ふだんたどりつけないようなところへも想いを運ぶことができて好きです。
　キャンドルナイトは夏至で終わったんじゃないの？なんて声も聞きますが、「１００万人のキャンドルナイト」はまだまだ継続中。
　私の中のキャンドルも、静かに、でも　たしかな熱を持って揺れ続けています☆

　とは言っても、毎日キャンドルの灯りで過ごす時間を作れるわけではないし、部屋の明かりは消しても　パソコンは使っていたり　電気ポットでお茶を淹れていたり。　
　電気をまったく使わない、環境にまったく負荷をかけない暮らし、というものの実現はとても難しいこと。
　キャンドルナイトの期間に限らず、エネルギーの節約を心がけながらも、寒い時期にはストーブも焚きたいし、電飾いっぱいの遊園地にだって行きたい。
　でも、だからといって、「少しくらい電気を消しても意味がない」「自分ひとりが気にしたってしかたない」とは思いたくない。
　ほんの小さなことでもいい、できることをできるときに続けていくこと、その想いを誰かに伝えていくことが大事だと思うのです(*^_^*)
　

　「100万人のキャンドルナイト」は、無理して電気を消したり、大声をあげて反対を叫ぶ運動ではありません。
　みんなが電気を消すことが、地球温暖化の防止になるということが一番大切な目的でもないのです。
　テレビや部屋の照明は落としても、ラジオは聴いていたいし、携帯電話で話したい、
　そういう普段の暮らしの事情をやめてまで、ろうそくの灯りで過ごしても、
　無理をすることの先にあたたかい未来があるとは思えないのです。

　普段の暮らしをしながらも、過剰な電飾の明かりにまみれた日常から少しだけ、自然の光だけで「過ごしてみる」。
　1年のうちたった2時間、好きなろうそくの灯りをともしてみる。
　そうして1人1人が過ごす時間の先の未来にわたしたちが描いているのは、
自然であたたかい平和な地球の姿です。

　そんなゆるやかな繋がりがつくる時間を　私たちは　「からっぽの時間」　と呼んでいます。

　　　　　100万人のキャンドルナイト実行委員会からのメッセージより抜粋

　
　からっぽの時間は豊かなじかん。
　チャ茶でも、そんな　ゆるやかであたたかい繋がりをゆっくりひろげていけたらうれしいなと思います(^_^)