O-CHA処チャ茶☆応援ブログ

　昨日の「簡略茶の湯講座＠チャ茶」でのイメージ茶席にて。
　ご縁あって大好きなお茶農家さんの「すっぴんさん」とチームを組ませていただきました。
　お作法はもちろん、お茶会という場もお抹茶というものもほとんど知らないに等しい私は、計画の段階からほとんどすっぴんさんに頼りっきりでしたが、いろいろと提案やアドバイスをいただきながら自分なりにお点前も練習を重ね、当日は楽しいお茶のじかんを過ごすことができました(*^_^*)

　チーム「ちゃちゃ茶」の一番の工夫は、お抹茶のお点前の前にお香代わりにほうじ茶を愉しんでいただいたこと。
　ほうじ茶はすっぴんさんが朝焙じてきてくださったもので　とっても香ばしくてホッとする薫りです。
　このほうじ茶は、お抹茶を作るときに取り除かれるお茶の葉の軸や茎の部分を炒ったもの。
　熱々のほうじ茶の香りや茶杯のあたたかさを楽しむと同時に、真心込めて大切に育てられたお茶の樹の命を余すところなくいただくことにもなるんですね。
　さすが、生産者さんならではの愛情にあふれた素敵なはからいですよね♪

　お点前で用いたお抹茶も　もちろん　すっぴんさんの釜炒り抹茶「ぷん」。
　とっても香りがよくて苦味がないので初心者でも「絶対に」おいしいお抹茶が点てられます。
　お客さまにできるだけあたたかくておいしいお茶を味わっていただこう、とわくわくした気持ちでお茶を点てると、自然と無駄な動きや硬さがなくなり、お点前もスムーズになる気がします。
　茶道なんて形式ばって堅苦しくて性に合わない、と長年思ってきたけれど、目に見えるカタチにとらわれていたのは自分のほうだったんだなぁと・・・

　お茶が好き。
　お茶という植物が好き。
　お茶という飲み物の味が好き。
　お茶のじかんが好き。
　お茶を通して交わす心が好き。
　「好き」にもいろいろあるけれど、やっぱり私は相手あってのお茶のじかんが好き。
　日本茶も紅茶も中国茶も珈琲も大好きで毎日気軽に飲んでいるように、生活の中にふつうにお抹茶がある暮らし、始めてみようと思います。
　なんだか新しい風を深呼吸したようで、今とってもうれしい気分です。
　こんな素敵な出会いを運んでくれた亜湖さんやすっぴんさん、受講生のみなさん、そしてチャ茶と小泊先生に感謝します。
　みんな　みんな　ありがとうございます。