O-CHA処チャ茶☆応援ブログ

掛川の「チャ茶」２２日閉店　交流はぐくみ４年　

2010/03/20 静岡新聞

　掛川市中町商店街のお茶情報発信拠点「Ｏ―ＣＨＡ処チャ茶」が２２日、閉店することになった。空き店舗を活用してお茶の魅力を発信し、多くの交流をはぐくんできたが、４年間の短い歴史に幕を下ろす。
　チャ茶は２００６年、お茶にかかわるさまざまな活動に取り組むグループ「掛川お茶なんでも塾」がオープンした。店内には地元産茶をはじめ、国内外の緑茶や紅茶、ウーロン茶、プーアル茶などを常時６０～８０点そろえた。すべて１００円で購入することができるほか、茶器セットも用意しその場で楽しめるのが特徴だった。
　お茶に関する講座や試飲会などのイベントも相次いで開催され、愛好家がお茶談議に花を咲かせる姿も目立った。多くのファンを集め、お茶を通じた交流の場としての役割も担ってきたが、自己資金による運営は「もう限界」として、店主の小泊重洋さん（７０）が閉店を決断した。
　小泊さんは「なじみの人も増え、惜しむ声も多いため残念」としながらも、「お茶のまち掛川の今後に、どう生かされるかに期待したい」と話した。