新茶を飲む会☆沖縄の「印雑」
先週の金曜チャ茶では予告どおり
『日本一早い新茶を飲む会』を開催しました。
日本でいちばん早く露地ものの新茶が収穫できる沖縄県北端の国頭村で3月16日に収穫されたばかりの
「印雑(いんざつ)」という品種の新茶です。
「印雑」というのは「印度系雑種」の意味で、インドの紅茶用品種であるアッサム種の系統をひくお茶の品種です。
そのためこの印雑という品種は、早く収穫できるというだけではなく、香りがとても個性的なのが特徴。
人工的に香りづけをしているわけではないのに、
ジャスミンにも似たさわやかな花の香りがするのです。
その秘密は印雑種の茶葉に含まれるアントラニル酸メチルという成分。
このアントラニル酸メチルという成分は、ジャスミンやブドウにも含まれる天然の香りの成分で、ほかの緑茶にはほとんどみられないめずらしい成分なんだそうです。
この花のような香りを楽しむためにも、国頭村の「印雑」は
熱湯で抽出することがお薦めとされています。
貴重な新茶を熱湯でいただくなんてビックリだったのですが、実際に低温で淹れたものと飲み比べてみると、熱々のほうが印雑の豊かな香りがひろがって美味しいと思いました。
「沖縄の新茶あります!」の貼り紙に興味を持ってくださったようで、たくさんの「はじめまして」のお客さまにお越しいただき、一日お茶談議に花が咲いた金曜チャ茶でした。
おかげさまで掛川・梅廼屋さんの
春らしい色合いの桜まんじゅうとのセットも好評で夕方には完売。
それ以降のお客様には六方焼きでのおもてなしとなってしまい申し訳ありませんでしたm(__)m
地元静岡の新茶が届くまでは、
金曜チャ茶では 「南国の新茶」サービスを続けたいと思っていますので、どうぞお楽しみに♪
*** 掛川市中町商店街 O-CHA処 チャ茶 ***
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